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2007年 08月 30日
『七王国の玉座Ⅲ―氷と炎の歌1』 ジョージ R.R.マーティン
ケイトリンは息子・ブランの命を狙った事件を調べるため、 死んだ「王の手」の妻だった妹・リサの元に向かう。 ところが偶然にも陰謀の首謀者とされている ティリオン・ラニスターと旅籠で出くわし、彼を捕らえる。 犯行を否定するティリオンを、妹のいるアイリーまで 連行するが、夫が死をラニスター家の陰謀だと 疑っているリサはティリオンにも辛辣に当たる。 デーナリスは横暴な兄を一度は突き放したものの ドラスク人達と馴染めるように努力する。 サンサはロバート王の開いた武芸競技大会を見学し 色男にメロメロになっている。 アリアは、以前にも増してそこら中を駆けずり回り 偶然陰謀の話し合いを聞いてしまう。 命を取り留めたものの足の麻痺が残ったブランは 足を固定して馬に乗れるようになっていたが森の中で盗賊に襲われる。 ナイトウォッチに入った私生児のジョン・スノウは 宣誓をして正式な隊員になる事が決まるが 能力の低い仲間を心配し、マイスターに執事として 使ってもらえるように頼みに行く。 「王の手」としてロバートの側にいるネッドは デーナリスを抹殺しようとするロバートに強く反対する。 王を怒らせ、ウィンターフェルに戻ろうと考えるが ティリオンが捕らえられた事を知ったラニスター家に襲われ、 家来3人を失い自分も重傷を負う。 『七王国の玉座』3作目。 今回はケイトリンの話がメインでした。 で、彼女が敵とするティリオンが今回の表紙。 見てのとおり小男で笑顔もエライ不気味だし、口から出るのは 相手を挑発する軽口ばかり、と全然いいところが無いっちゃ無いんですが 何故だか嫌いになれない男だ。 自分の言葉で自分を追い詰めてると知りながらも 減らず口を止められない駄目っぷりがなんか憎めない。 ケイトリンはリサのところに連れてったのかなりの失敗でしたねえ。 リサって給食費を払わない今時のDQNママって感じだ。 おかげ様で息子が大層な馬鹿に育っておられる。 デーナリスは妊娠してから調子こいてるので好感度が下がる一方。 でもロバに殺されたら可哀想だとは思う。 サンサはいわゆる普通の女の子ですが、 周りがこんだけ荒れてるとすごくアッパラパーに見えるなあ。 意外とアリアの方が将来いい女になりそうな気がする。 ブランはどうでもいい。 この話の中で割と肩入れしてるのは ジョン・スノウなんですが、なかなか出てこなくて寂しく思ったり。 でも短い登場の中でも友達思いな事が分かり、心温まりました。 ロバートは典型的な王様病に罹ってますね。 誰も自分に逆らえない事を知りつつ、無茶やって 本当は注意してもらいたいのに、誰もしてくれないからイラつくっていう。 ネッドが口を出せば「俺に逆らうのか!」と逆ギレしますが 彼にいなくなられると困るから結局ヒヨる。駄々っ子だなあ。 あと「七王国の玉座」が2巻、「王狼たちの戦旗」が5巻、 「剣の嵐」が何巻になるんだろう? これ終わってもまだ続くみたいだし。 ちゃんと完読できるか心配だなあ。 ふと思い立ち「七王国の玉座」と「サブリエル」でググってみました。 前者が26,400件、後者が991件。 ・・・やっぱり全然知名度低いんだなあ。 オビには「全米全英全豪ベストセラー」って書いてあるのにね。 『七王国の玉座Ⅰ―氷と炎の歌1』 『七王国の玉座Ⅱ―氷と炎の歌1』
by gis-uk
| 2007-08-30 02:29
| Book
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