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2007年 07月 06日
いつの間にかまたこの季節。
直木賞と芥川賞の候補が決まりました。 <芥川賞> 「オブ・ザ・ベースボール」 円城塔(文学界6月号) 「わたくし率イン歯ー、または世界」 川上未映子(早稲田文学0号) 「主題歌」 柴崎友香(群像6月号) 「アサッテの人」 諏訪哲史(群像6月号) 「グレート生活アドベンチャー」 前田司郎(新潮5月号) 「アウラ アウラ」 松井雪子(「文学界」3月号) <直木賞> 「赤朽葉家の伝説」 桜庭一樹(東京創元社) 「玻璃の天」 北村薫(文芸春秋) 「まんまこと」 畠中恵(文芸春秋) 「鹿男あをによし」 万城目学(幻冬舎) 「吉原手引草」 松井今朝子(幻冬舎) 「俳風三麗花」 三田完(文芸春秋) 「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦(角川書店) 相変わらず芥川賞はちんぷんかんぷんです。 唯一柴崎友香さんは名前を知ってるくらい。 しかしちょっと頭のおかしいタイトルが多いですね。 びっくりしたのは直木賞。 「鹿男あをによし」 えええええええええ!!?? それはねーよ。2作目でしょう。つかそんな評価高いのか・・・ でも一緒に森見登美彦が候補に挙がってる限り無い気がするなあ。 審査員の受けは森見氏の方がよさそう。 これで森見氏を差し置いて受賞したりしたらもう直木賞なんて読まない。 でも森見氏も本屋大賞とかで散々話題になった後に 「夜は短し~」候補にされても。何故「走れメロス」じゃないんだろ。 普通に遅いよなあ。 桜庭一樹さんはこの作品で既に日本推理作家協会賞を 受賞してるみたいなんですがダブル受賞とかあるのかな? 私は「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」の凄さが 全然分からなかったんですが。 畠中恵さんだったら特に感想は無いなあ。 松井今朝子さんと三田完さんはお名前すら初めてだ。 松井今朝子さんは何作も出していてもうベテランさんみたいです。 やっぱここは北村薫さんが受賞してくれたらなあ。 今回で5回目だそうじゃないですか。 いい加減発表までの待機もしんどいだろうに。 で今回のメッタ斬りを探してみたら、日経BPには無くてパルコ? (文学賞メッタ斬り!がPARCO出版だからか?) 大森望さんのWebサイトからリンクされていましたが、探した。 「メッタ斬り!版 芥川賞直木賞選考会」 レース予想によれば二人とも「今度こそ北村薫!」だそうな。 ですよねー。文芸春秋だし希望持てるような。発表は7月17日。 6回に渡って連載されるメッタ斬りも楽しみです。
by gis-uk
| 2007-07-06 01:20
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