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2007年 06月 27日
『タクティカル・ジャッジメント―逆転のトリック・スター!』 師走トオル
自他?共に認める有能な弁護士・山鹿善行。 連戦連勝、逆転無罪を勝ち取る凄腕ながら その方法は時に詐欺スレスレ。 ある日、幼馴染の雪奈が殺人容疑で 警察に拘束される。 彼女の弁護を引き受けるものの 被疑者に不利な証拠ばかりが出てきてしまう。 有能弁護士・山鹿善行は無罪を勝ち取ることができるのか? 私が買ったのと表紙が違うんですがネット上には何故かこれしかない。 情報が古いなあ。 本当は雪奈ちゃんと善行が大きく書かれていて 影のごとく探偵の影野が描かれてました。 善行のスーツは赤のジャケットに黒のシャツ、黄色のネクタイ。 ・・・どこかで見たようなと思ったらルパンスタイルでした。 裁判モノと言えば「アリーmyラブ」と「逆転裁判」くらいしか 思いつきませんが、これは「逆転裁判」を意識しているのかなあ? 「逆転裁判」よく知らないんだけど。 読んでいて日本に陪審員制度ってあったっけ?と疑問に思いましたが そこはフィクションなんですね。 確かにこの制度ないと話として盛り上がらないだろうなあ。 せっせと弁護してるのに次から次へと不利な証拠ばかりが出てきて、 最後は勝つんだろうなと思っててもハラハラドキドキしました。 礼儀正しく反論する反面、内心は罵詈雑言な裁判シーンの善行は結構面白かった。 異議あり!とか本当に異議がある時だけ使うんじゃないんだな、とか。 ちなみに「アリーmyラブ」を観てたとき「Objection!」が しばらく癖になってました。 表紙や本文中では随分自信過剰で強気な男に見えるんですが 挿絵だと優男に見えてどうも違和感を感じました。 雪奈はまあ・・・人畜無害な感じですね。 でも弁護士にはちゃんと事実を話しとけ。 影野は表紙を飾るほど活躍してたかなって気が。 ある意味一番面白かったのは共産主義者の女子高生・皐月でしょうか。 発言がいちいち痛いです。あまりのウザさに 「今すぐ地上の楽園に行って将軍様に御奉仕でもしてこいや。」 と突っ込みたくなりました。 検事の堀内さんはちょっと典型的過ぎてもうひとひねりくらい欲しかった。 まあなんだかんだで楽しく読めたんですが許しがたい事が。 それはイラスト。 顔や胸あたりまでは、そこそこちゃんと描けてるんですが手が・・・ P41の箸を持つ影野の手が酷すぎる。 中学生でももうちょっとマトモに描きそうだよ。 背景が下手っつーならまだしも手もマトモに描けないとかどういう事かと。 致命的じゃないですか。 肩の上がり方とか腕の形とかもおかしいし不自然なポーズが多い。 この辺はもうちょっと努力してもらいたいなあ。 続きが沢山出ているからそっちではマシになってると思いますが。 とりあえずもうちょっと続きを読んでみようと思います。
by gis-uk
| 2007-06-27 01:05
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