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2007年 01月 08日
『安心できない七つ道具?―フルメタル・パニック! 』 賀東招二
「穴だらけのコンシール」 コンシールの意味は「隠す」 「hide」より形式ばって意味も強いそうです。 Yahoo!辞書様によると。 陣代高校に都議会委員が視察に来ることに。 問題なのは、勿論戦争バカのあの生徒。 「腐ったミカンを取り除くとか、そういう話では ありません。ちょっと、異様に禍々しい形のミカンを、 見えないところに隠しておくだけです。」 校長、神楽坂先生、かなめの3人はなんとかして 相良宗介の登校を阻止しようとするが・・・ かなめの色仕掛け?もあっけなく突破され、 神楽坂先生による強制出張もペイヴ・メアで即刻帰還。 クラス中の心配をよそに、宗介にからむ都議会委員。 かなめの体当たりのフライング・クロスチョップに 「千鳥さん、“突発性ミル・マスカラス症候群”っていう 奇病にかかってるの!そうだよね?みんなっ!?」 と恭子の意味不明なフォロー。 結局皆の心配ももろともせずに暴れん坊っぷりを披露した 宗介でしたが、なんとか事無きを得るのでした。 「身勝手なブルース」 オノD主催の合コンに連れて行かれることになった風間と宗介。 限りなく不安なメンツながら 「小野寺たちと、吉祥寺にゴーカンにいく」 と伝える宗介はかなめをも戦慄させる。 そんなこんなで開催された合コンは意外にもいい感じ。 男女それぞれがうまい事カップルになり別れていく。 女の子の自宅に招待されたオノDは大人の階段を登りかけるものの、 女の華麗な裏切りにより変質者に仕立て上げられる。 宗介は相手にテロリストの容疑をかけて激怒させ、 風間も女体の神秘に近づくものの少年の夢をぶっこわす アレコレを見てしまい、あえなく撃沈。 作者もあとがきで書いてますが、そういうゲンナリしちゃうアレコレを エイヤッと乗り越えるとラピュタが待ってるんだと思いますよ多分。 「ミイラとりのドランカー」 翌日行われる芸術鑑賞会で司会を務める予定だった 林水先輩が風邪でダウン。 生徒会の面々は打ち合わせもかねてお見舞いに行く。 住所片手にたどり着いたアパートには、変な外国人がぞろぞろ。 彼らの誘いに応じるままに林水先輩の帰りを待つ間宴会となる。 未成年が酒飲んで馬鹿を晒してるところを見ると 苦々しい気持ちになるようになってしまいました。 偉そうに説教できるほどクリーンな未成年ではありませんでしたが むしろ過去の痛い自分を見せられるようで辛い。 まさに青春スーツ的な恥ずかしさが。 まあ酒のおかげで宗介の意外な本音が聞けたり、 かなめの鼻キスがあったりしたわけですが。 「大統領でもぶん殴ってみせらあ。だけど飛行機だけは勘弁な。」 「早く!救急箱とか救急車とか、ERのグリーン先生とか、そういうのを用意して!」 今回海外ドラマネタが多かったなあ。 コングのような演出家、いたら恐すぎます。 「義理人情のアンダーカバー」 阿久津万里率いるヤンキー集団に生徒会の スパイとして潜り込んでいた前田くん。 かばんの中に忍ばせていた「まぶらぼ」を見られ偽ヤンキーがバレそうに。 かなめと宗介は相談に乗るが 「転校だ。どこか遠く・・・・・・阿久津たちの報復の手が 届かない地域にお前を逃がす。 パキスタン、カンボジア、コロンビア―好きな国を選べ。」 「物騒なトコばっかじゃねえか!?」 「そう言うな。地雷や爆弾テロは、気を付ければなんとかなる。 自然は豊かだし、夜空も美しい。それに、なにより物価が安いぞ。」 相変わらず頼りにならない宗介。 阿久津たちに呼び出された前田を追い、奪還しようとするが話は思わぬ方向に。 エイリアスばりの2重スパイに仕立て上げ丸くおさまりました。 林水先輩はこういう役にピッタリですな。 「真夜中のレイダース」 陣代高校用務員・大貫氏のところでキムチ鍋を つつくかなめと宗介と一成。 宗介が豚肉を食い尽くした事でかなめと一成は執拗に暴行を重ねる。 見苦しい争いを見かねた大貫氏は肉の買い足しを許可、かなめが買い物に行く。 ところが埋めた宝石を掘り出しに来た元泥棒たちにつかまってしまう。 一成が助けにくるものの 「おっと、動かない方がいいっスよ?それ以上近づけば、この女の乳を揉みます。 情け容赦なく、一八禁の要領で揉みしだくっス。 たとえ一瞬でも、そんなことをされたら、一生消えないトラウマが・・・・・・。 あなたはそれを、どうやって償う気っスか?端的にいえば、心のケアの問題っス」 マヌケな脅迫にひるんでいるうちに倒される。 宗介はOBだと言う2人をまんまと信じて穴掘りを手伝う。 そこに大貫氏の戦闘モードが発動し・・・ こんな恐ろしい用務員を雇っていて平気なんでしょうかね陣高は。 「老兵たちのフーガ」 テッサはボーダ提督と愉快な仲間達のパーティに呼ばれ しぶしぶながらグアム島に向かう事に。 偶然基地に自主訓練に来ていた宗介も何故か同行することに。 油ギッシュで高コレステロールな食事とともに繰り出される じじい達の目も覆わんばかりの傍若無人っぷりにテッサは 宗介を恋人に仕立て意気消沈を狙うが失敗。 そんな時レストランに強盗が押し入って事態は急展開。 ・・・と思いきや動じなさすぎなじじい共。 あげくの果てに逃亡劇まで企てます。 テッサが嫌がってた気持ちがよく分かりました。 なまじ名誉ある退役軍人だけにヤンキーっぷりには 涙が出そうになりますね。 クリスマスの事件の直後なだけにさぞかし気まずいだろうと思いきや 吹っ切れ過ぎなテッサがなんとなく寂しくもありましたが。
by gis-uk
| 2007-01-08 01:51
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