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2006年 03月 14日
『西の善き魔女 真昼の星迷走』 荻原 規子
シリーズ8作目、堂々の完結巻。 ・・・完結してるのかコレ。まだ続巻があるんじゃないかってペラペラ色んなところ めくってしまいました。 前々巻で世界の秘密を知ったフィリエルは、ルーンを危険にさらし バードと共にフィーリを殺す事を余儀なくされる。 バードの赤ん坊を育てるはめになるフィリエルはなかなかはまっていて なんかいいお母さんになりそうだと思いました。 この件もあり結構キワドイ話も出てきて、この子達も成長を感じて嬉しく思いつつ 大部分ニヤニヤしながら読みました。 特にルーンがレアンドラに誘惑されるシーンは良かったなあ。 レアンドラは文章の中だけなのに、なんともエロティックでさわやかで こっちまでウットリしてしまいました。 (私のレアンドラのイメージはなんとなく「エマ」のモニカお姉さま) こんな自信満々に迫られたら普通断れないよ。 あっさり気持ちをそげさせたルーンはさすがだネ。 このシーン是非映像で観たいものですが・・・ちくしょうアニメのヤツ。 でも放送回数が少ないとの噂なので全8巻どうまとめるのか心配な気もします。 ラストのフィリエルとルーンのやりとりは本当にニヤニヤが止まらず 家で読んで本当に良かったと思いました。 トーラスの魔女の呪いがこんなところにまで、と感心していいのか悪いのか。 子供向けのファンタジーと思ってたけど、この巻のエロティック度を考えると 結構対象年齢が高かったんだなあと改めて思いました。 これから3人の女王候補達がどう国を治めていくのかとか ルーンの兄とか、アデイルの恋の行方とか、それらの伏線が 回収しきれてないように思えたんですけどもともとそういう終わりの予定だったのかな。 当初華麗に登場したユーシスは最後には全く出番も無く、可哀想なくらいですよ。 せめて最終章あたりで他の登場人物のその後にも触れて欲しかったなと思います。 フィリエルとルーンだけでなく、アデイル、ユーシス、ヴィンセント、レアンドラと どの登場人物も個性的で魅力的な人たちだったので。 あとがきが、菅野よう子さん。 「カウボーイビバップ」の曲を作った方じゃないですか。 なんて奇遇なんでしょう。 菅野さんの七転八倒で曲作りに向かう姿も分かって、 幸せでお腹いっぱいな一冊でした。
by gis-uk
| 2006-03-14 00:48
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