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2006年 02月 17日
「死と彼女とぼく ゆかり」6巻 川口まどか
掲載誌を変えながら随分長く続いている「死と彼女とぼく」。 ワンモアキスで連載のこの「ゆかり」シリーズももう6巻。 なんで「ゆかり」なのかイマイチ真意が掴めないところではありますが 定期的に出るのは有難い。 シリーズ初めとは絵柄もものの捉え方も随分変わったように思えます。 昔はいい意味で現実離れしてたのが、今は死者の抱える問題が リアルでちょっと重たい。読むと若干気が重くなります。 それと昔は二人の親は今ほど理解がなかったように思いますが 「子供を理解する」親の目線で語られることが増えたような。 今回は、久しぶりに優作の過去がヒューチャーされてました。 みなとさん、超懐かしい。やっぱり可愛いなあ。 違和感があったのが、優作の子供の頃の話なのにコギャルが出てくること。 そんな昔にヤマンバ居ないだろ!携帯無いだろ! 過去が現代に塗り直されてしまっているのはちょっと悲しい。 あと子供の造形がリアルになった。 実際子供を育ててきた人だからなんだろうけど、 言っていい事と悪い事の区別がまだついてないときの周囲を凍らせる発言とか、 良くも悪くも頑ななところとか、ああー子供ってこんなだろうなと思わされた。 死んだ生き物の声が聞こえる優作にとって、人生は辛いものとして感じられない。 そんな息子に「死」について諭すのはとても難しい。父の苦労がしのばれます。 「夜ごとの闇のその空で」の死んだ母猫が子供を守ろうとする場面から ラストにかけて号泣しました。 こういうの弱いんだよもう。再読しても泣けてくるよ。 ミーシャやトシ、ヒロとの出会いも描かれていてこの巻は 古参のファン向けだったのかなという感じです。 この調子でゆかりとの出会い編も描いてくれないかな。 でも実は「優しい悪魔」の方が好きだったりするので そっちも早く続きが出ないかなと思ってます。
by gis-uk
| 2006-02-17 00:41
| Comic
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